通信制高校への進学を考えるとき、
「中学校で不登校だったけれど、高校には通えるだろうか」
「勉強についていけるだろうか」
「大人数の学校は難しいかもしれない」
「高校を卒業できるだろうか」
など、生徒本人はもちろん、保護者の方もさまざまな不安を感じることがあります。
通信制高校には、それぞれ異なる特色があります。通学日数、学習方法、学校の規模、個別支援、学び直しへの対応、面接指導(スクーリング)の場所なども学校によって異なります。
そのため、「通信制高校ならどこでも同じ」と考えるのではなく、お子様の現在の状況や希望に合った学校を探すことが大切です。
ここでは、通信制高校への進学を検討されている生徒・保護者の方から多く寄せられるご質問について、学校選びのポイントとともにお答えします。
Q1.中学校で不登校でした。通信制高校なら通えるでしょうか?
通信制高校には、不登校を経験した生徒が自分のペースで高校生活を始められるよう、通学日数や学習方法を柔軟に選べる学校があります。
ただし、「通信制高校に進学すれば必ず通える」というわけではありません。
中学校で学校に行けなくなった理由は一人ひとり違います。
人間関係、大人数の教室、集団授業、学習の遅れ、生活リズム、学校という場所そのものへの不安など、さまざまな理由が考えられます。
そのため学校を選ぶ際には、「不登校への対応」を掲げているかだけでなく、お子様が無理なく通い始められる環境や仕組みがあるかを確認することが大切です。
メーティス高等学院では、最初から毎日通うことを前提にはしていません。
「まず学校へ来てみる」「先生と話してみる」「少し勉強してみる」といったところから始め、本人の状況に合わせて高校生活を組み立てていきます。
中学校での不登校経験だけで、その先の高校生活が決まるわけではありません。
高校進学を、新しい環境で再スタートする機会として考えることもできます。
Q2.大人数の教室や集団授業が苦手です。どのような学校を選べばよいでしょうか?
通信制高校には、個別指導や少人数制を取り入れている学校があります。
数人程度の環境から数十人規模まで学校によって違いがあるため、お子様に合ったスケールの学校を選ぶことが大切です。
また、「少人数制」「個別対応」と書かれていても、実際にどのくらいの人数で過ごすのか、授業は一斉形式なのか、自分のペースで学習できるのかは学校によって異なります。
大人数の教室や集団授業に不安がある場合は、学校見学の際に、
「普段は何人くらいで過ごしていますか」
「全員が同じ授業を受けますか」
「自分に合った場所やペースで学習できますか」
といった点まで確認することをおすすめします。
メーティス高等学院は、1学年約10名を基本とする少人数の学習環境です。
全員が同じ時間に同じ教室へ集まり、同じ内容の授業を一斉に受けることだけを前提としていません。
本人の状況や学習内容に応じて、自分に合った場所や方法で学習を進められる環境を整えています。
Q3.発達特性があり、学校生活に不安があります。通信制高校でも相談できますか?
通信制高校の中には、発達特性のある生徒の相談や学習支援に対応している学校があります。
ただし、同じ診断名や特性があっても、学校生活で困っていることは一人ひとり異なります。
例えば、大人数の場所が苦手、長時間集中することが難しい、予定変更への対応が苦手、人との距離感に悩む、口頭だけの説明では理解しにくいなど、必要な環境や支援はそれぞれ違います。
そのため学校選びでは、「発達特性に対応しています」という言葉だけではなく、本人が具体的に困っていることについて相談できるかを確認することが大切です。
メーティス高等学院では、診断名や特性だけで判断するのではなく、
「これまで学校生活のどのような場面で困ってきたのか」
「どのような環境なら過ごしやすいのか」
「どのような方法なら学びやすいのか」
を本人・保護者の方と一緒に考えます。
すべての生徒に同じ対応を当てはめるのではなく、一人ひとりに合った高校生活を考えていくことを大切にしています。
Q4.中学校の勉強がかなり抜けています。それでも通信制高校へ進学できますか?
中学校までの学習に空白があることだけを理由に、高校進学をあきらめる必要はありません。
通信制高校やその学習支援施設の中には、中学校までの学習内容を復習しながら高校の学習を進められるところがあります。
特に英語や数学などは、中学校までの学習内容と高校の内容がつながっています。
分からない部分をそのままにして高校の内容だけを進めるより、「どこから分からなくなったのか」を確認し、必要なところから学び直せる環境を選ぶことが重要です。
学校を選ぶ際には、「高校のレポートを手伝ってくれるか」だけでなく、「中学校以前の内容まで戻って教えてもらえるか」も確認するとよいでしょう。
メーティス高等学院では、学年だけで学習内容を決めるのではなく、現在の理解度を確認しながら学習を進めます。
必要であれば中学校の内容まで戻り、基礎を確認してから高校の学習へつなげていきます。
「分からないまま先へ進む」のではなく、「分かるところからもう一度始める」ことを大切にしています。
Q5.小学校や中学校の内容まで戻って学び直すことはできますか?
学校によって異なりますが、通信制高校の学習を支援する施設などには、小学校・中学校段階の内容まで戻って学び直せるところがあります。
高校の学習を理解するためには、それ以前の基礎が必要になることがあります。
例えば高校数学が分からない原因が中学校の数学にあり、さらにその前の計算でつまずいていることもあります。
その場合、学年だけを基準にして勉強するより、実際に理解できている地点まで戻る方が、その後の学習につながりやすくなります。
メーティス高等学院では、必要に応じて中学校、場合によっては小学校段階の内容まで戻って確認します。
これは「遅れているから戻る」という考え方ではありません。
これからの学習に必要な土台をつくるためです。
これまで勉強に苦手意識を持っていた生徒だからこそ、
「これは分かる」
という地点から再スタートし、小さな理解を積み重ねていくことを大切にしています。
Q6.週1日から通える通信制高校はありますか?
はい。通信制高校や学習支援施設の中には、週1日程度から通学できるところがあります。
通信制高校の通学スタイルは学校によって大きく異なり、登校日数が少ない学校もあれば、週3日、週5日など継続的な通学を選べる学校もあります。
不登校を経験した生徒の場合、「高校へ進学したら毎日通わなければならない」と考えること自体が大きなプレッシャーになる場合があります。
一方で、ほとんど登校せず自宅学習だけという環境が、すべての生徒に合うとも限りません。
そこで学校選びでは、現在のお子様に無理のない登校日数を選べるかを確認することが重要です。
メーティス高等学院では、週1日から通学を始めることができます。
最初は少ない日数から始め、まず学校という場所に慣れることを目標にすることもできます。
大切なのは、最初からたくさん通うことではなく、継続できる通い方を見つけることだと考えています。
Q7.学校に慣れてきたら、登校日数を増やすことはできますか?
通学日数を選択・変更できる学校であれば、本人の状態に合わせて段階的に登校日数を増やしていくことも可能です。
例えば、長期間不登校だった生徒が、高校入学と同時にいきなり週5日の通学を目標にすると、大きな負担になる場合があります。
まず週1日から始めて、
「学校へ行けた」
「先生と話せた」
「少し勉強できた」
という経験を重ね、本人が「もう少し行ってみよう」と思えたときに次の段階へ進む方法もあります。
そのため学校選びでは、入学時の通学日数だけでなく、その後に通い方を変えられるかも確認しておくとよいでしょう。
メーティス高等学院では、本人の状況や希望を確認しながら通い方を考えていきます。
目標は単純に「週5日通えるようにすること」ではありません。
本人が無理なく高校生活を継続し、その先の進路へつながる生活や学習のリズムをつくっていくことを大切にしています。
Q8.通信制高校でも毎日のように学校へ通うことはできますか?
はい。通信制高校や学習支援施設の中には、週5日など継続的に通学できる環境を用意しているところがあります。
「通信制高校=自宅で一人で勉強する学校」と思われることがありますが、実際の通い方は学校によってさまざまです。
少ない登校日数を希望する生徒がいる一方で、
「中学校では不登校だったけれど、高校ではもう一度学校生活を送りたい」
「生活リズムを整えたい」
「家で一人で勉強するより、先生がいる場所で学習したい」
という生徒もいます。
そのため学校選びでは、「休める自由」だけでなく「通いたくなったときに通える環境があるか」という視点も大切です。
メーティス高等学院では、少ない日数からの通学だけでなく、継続的に通学することもできます。
通学しやすい環境であることも大切です。校舎の雰囲気や甲府駅からの送迎があるのもメーティス高等学院の魅力の一つです。
本人の現在の状態だけで高校3年間を決めるのではなく、成長や変化に合わせて高校生活を考えていきます。
Q9.スクーリングは山梨県内で受けられますか?
通信制高校では、高校卒業に必要な単位を修得するため、レポート学習などに加えて、決められた面接指導(スクーリング)を受ける必要があります。
そして、スクーリングを「どこで」「どのように」受けるのかは学校によって異なります。
普段学習している施設とは別の場所で行う学校もあります。
そのため、特に県外への移動や慣れない環境に不安がある場合には、入学前にスクーリングの実施場所を確認することが重要です。
メーティス高等学院は、ID学園高等学校と星槎国際高等学校の両校の面接指導施設です。
そのため、山梨県甲府市にあるメーティス高等学院で、提携する高校のスクーリングを受けることができます。
普段から通っている場所で面接指導を受けられることは、
「県外の慣れない場所へ行くことに不安がある」
「いつもの学習環境でスクーリングを受けたい」
という生徒にとって、学校選びの重要なポイントの一つです。
通信制高校を比較するときには、学費や通学日数だけでなく、面接指導の実施場所まで確認することをおすすめします。
Q10.うちの子にどの通信制高校が合っているのか分かりません。
通信制高校には、それぞれ異なる特徴があります。
学校の知名度や学費だけで決めるのではなく、
通学日数、学校の規模、学習方法、先生との距離、学び直しへの対応、面接指導の場所、卒業後の進路支援などを比較することが大切です。
特に、
「中学校で不登校を経験した」
「大人数の学校に不安がある」
「勉強に空白がある」
「発達特性があり学校生活に不安がある」
「少ない登校日数から始めたい」
という場合には、ホームページやパンフレットだけで決めず、できれば実際に学校を見学することをおすすめします。
教室の広さや生徒数、先生との距離、普段の雰囲気など、実際にその場所へ行かなければ分からないこともあります。
メーティス高等学院の個別相談では、入学することを前提にお話を進めるのではなく、まず現在の状況やこれまでの学校生活、本人・保護者の方が感じている不安、これから希望する高校生活についてお話を伺います。
そのうえで、メーティス高等学院ではどのような高校生活が考えられるのかをご説明します。
学校選びで大切なのは、
「どの学校が一番有名か」ではなく、「本人がその環境で高校生活を続けられそうか」
という視点です。
まずはいくつかの学校を知り、実際に見て、本人に合った環境を考えてみてください。
通信制高校選びで迷っている方へ
通信制高校は、学校によって学び方も通い方も大きく異なります。
「通信制高校」という一つのカテゴリーだけで考えるのではなく、
どのくらいの人数で学ぶのか。
週何日通えるのか。
分からないところまで戻って学べるのか。
先生に相談しやすい環境か。
面接指導(スクーリング)はどこで受けるのか。
そして、本人がその場所で高校生活を続けられそうか。
こうした点を一つずつ確認することが、学校選びでは大切です。
メーティス高等学院は、山梨県甲府市にある少人数の学習環境です。
1学年約10名を基本とし、週1日からの通学、中学校以前の内容からの学び直し、一人ひとりの状況に合わせた学習を大切にしています。
また、ID学園高等学校・星槎国際高等学校の両校の面接指導施設として、山梨県甲府市で提携高校のスクーリングを受けられる環境を整えています。
中学校までの学校生活が思うようにいかなかったとしても、それだけでこれからの高校生活まで決まるわけではありません。
「高校では少し違う環境で始めてみたい」
そう思ったときには、メーティス高等学院も選択肢の一つとして、実際の環境を見に来てください。
本人にとってどのような高校生活がよいのか、一緒に考えるところから始めます。
